賃貸管理people…

貸主にとって、賃貸物件の管理は簡単ではありません。まずは借主を探さなければなりません。借主を見つけるには、入居者募集のポスターを作ったり、新聞に広告を掲載したりする必要があります。借主が見つかれば、賃貸借契約を結ばなければなりません。そのためには契約書の作成から始めることになります。契約の締結後は、毎月借主が家賃を支払うかどうかチェックしなければなりませんし、もしも滞納した場合には取り立てをしなければなりません。さらに、物件が安全に利用できる状態かどうかの点検やメンテナンスもしなければなりません。当然、所有している賃貸物件が多ければ多いほど、多くの手間がかかることになります。
これらの手間を代行してくれるのが、賃貸管理会社です。賃貸管理会社に任せれば、貸主は入居者の募集や契約、家賃の請求や取立てなどを一切おこなうことなく、家賃収入を得ることができるようになります。もちろん賃貸管理会社に報酬を支払う必要がありますが、その報酬は賃料の5％〜10％が相場となっています。つまり家賃収入のほんの一部のお金を支払うことで、賃貸物件における管理作業を全くせずに、毎月賃料の入金を待つだけで良くなるのです。
賃貸管理会社は、借主の問い合わせやクレームなどにも応じてくれます。何かトラブルが起こった場合の対処もしてくれるので、貸主は安心して任せることができます。
非常に便利なので、貸主の多くが賃貸管理会社を利用しています。